この本は、会社で起こるさまざまな問題を解決するためのヒントがたくさん詰まっています。
最近、会社では残業代が払われなかったり、社員の心の健康が悪くなったり、突然の解雇や退職の問題が増えてきています。例えば、採用したばかりの社員が無断で休んだり、うつ病を理由に休んでいるのに海外旅行に行く「問題社員」もいます。こうしたトラブルは、経営者にとってとても困ったことです。
でも、実はこうした問題の原因は、会社の中に隠れていることが多いんです。経営者は、労働基準法や労働契約法といった法律を守る必要がありますが、知らなかったり、後回しにしてしまうことがよくあります。その結果、トラブルが長引いてしまい、解決するのにお金がたくさんかかることもあるんです。
この本では、著者が社会保険労務士としての経験をもとに、経営者や人事担当者からの質問や相談をもとに、実際に起こったトラブルを50のQ&A形式で紹介しています。これを読むことで、自分の会社にどんな危機があるのかを知り、それを乗り越えるための大切な知識を得ることができます。
本書は5つの章に分かれていて、就業規則や未払い残業代、メンタルヘルスの問題、解雇や退職、出産・育児や採用について詳しく説明されています。これを読めば、会社を守るためのヒントがたくさん見つかるはずです。
著者の定政晃弘さんは、たくさんの会社で人事や総務の仕事をしてきた経験があります。だからこそ、実際に役立つアドバイスがたくさん詰まっています。会社を守りたい社長さんや人事担当者の方は、ぜひ読んでみてくださいね!