これは、金融庁と機関投資家の間で起こっているちょっとした戦いのお話なんだ。
まず、「議決権」って何か知ってるかな？これは、会社の大事なことを決めるときに、株を持っている人が「はい」とか「いいえ」とか言える権利のことだよ。たとえば、会社が新しい社長を選ぶときや、大きなプロジェクトを始めるときに使われるんだ。
さて、金融庁というのは、日本の金融のルールを作ったり守ったりする大事な役所のこと。最近、金融庁は機関投資家、つまりたくさんの人のお金を預かって運用する会社に対して、議決権をどう行使したかを詳しく教えてほしいとお願いしたんだ。
でも、機関投資家たちはその要求に対して、ちょっと温度差があるみたい。つまり、金融庁が求める情報をちゃんと出しているところもあれば、あまり協力的でないところもあるんだ。特に生命保険業界では、その違いがはっきり見えてきたよ。
この攻防の裏には、金融庁がもっと透明性を求めているという意図があるんだ。
このお話は、2017年12月9日号の『週刊ダイヤモンド』に載っていた内容をもとにしているよ。もしもっと詳しく知りたい人は、「週刊ダイヤモンド」で検索してみてね！これからも、金融の世界の面白い話を一緒に学んでいこう！
