日本の「老後」の真実について、著者は興味深い主張をしています。一般的には、「日本は借金が１０００兆円もあり、財政破綻は避けられない」と言われていますが、著者によれば、これは誤りだとのことです。
また、「少子高齢化で経済成長も望めず、将来年金はもらえないだろう」という考えも誤りだと著者は主張しています。実際には、財政は破綻しないし、年金も確実にもらえるとのことです。
この主張の根拠として、著者は具体的な数字を用いて解説しています。著者は元財務官僚であり、政治・経済の表と裏に精通した数量政策学者でもあります。そのため、官僚やマスコミの嘘八百を暴きながら、国民が将来の資産防衛のために取るべき行動についても説いています。
著者の主張は、年金の保険料を払わないと損をするというものです。
この本は、日本の「老後」についての常識を覆す内容であり、将来の資産防衛について考えるきっかけとなるでしょう。
