著者は38歳の独身男性で、フリーターとしての生活を10年も続けています。フリーターとは、正社員ではなく、アルバイトやパートで働く人のことです。この本では、彼の驚くべき実体験が赤裸々に語られています。
例えば、ある日、著者は仕事で腰を痛めてしまい、立つことも外出することもできなくなりました。その時、彼は一週間も水だけを飲んで生き延びたというのです。想像してみてください！一人暮らしの部屋で、何も食べられず、ただ水だけで過ごすなんて、本当に大変なことです。
また、冬の日には電気が止められてしまい、灯りもエアコンも使えない状態に。そんな時、彼はろうそくの明かりで一夜を過ごしました。寒い中での生活は、どれほど辛かったことでしょう。
この本には、他にも「入浴はガソリンスタンドで」という面白いエピソードや、「一円の重み」といったお金にまつわる話、さらには「保険のない恐怖の生活」など、興味深い内容がたくさん詰まっています。35歳を過ぎたフリーターの食生活や日常生活、金銭面での苦労などが、詳しく描かれています。
この本を読むことで、あまり知られていないフリーターの現実を知ることができます。著者の赤面するような実話は、時には笑えたり、時には考えさせられたりします。もし、フリーターの生活や、彼の体験に興味があるなら、ぜひ手に取ってみてください！あなたも新しい視点を得られるかもしれませんよ。
