「官製社会保障との訣別 現場力 第２版」は、全国老人福祉施設協議会会長や参議院議員を務めた著者が、10年以上にわたり社会保障・社会福祉の「現場力」を追求し続けた記録です。この本は、社会福祉政策における様々な課題やその背景を知るための貴重な一冊です。著者の戦いの記録は、行動の老施協の歩みであり、介護保険制度の創設や改革の舞台裏を明らかにしています。社会保障のあり方に疑問を投げかけ、官製社会保障との決別を宣言した著者の情熱と行動力が、この本には詰まっています。社会福祉に興味がある人や政策に関わる方々にとって、必読の書と言えるでしょう。
